ガス圧ダンパーを取り替えました
今回の依頼はハロンガス消火設備用のガス圧ダンパーの取替です。
当初、このピストン部分を取り替えれば良いと思っていたのですが…
困ったことに製造メーカーさんに調べてもらっても機器が分からずダンパーまるごと取り替えすることになりました。
横幅が1300㍉あるので普通の点検口や検査口からでは取替ができません。
作業しやすいように天井解体していきます。
解体の邪魔になる照明や感知器を取り外してます。
天井ボードを取り外してます。
天井内は電線などありますから慎重にボードを割っていきます。
既設のダンパーです。
ボードを取り払っただけではまだバラせそうにないです・・・
さらにチャンネルや軽鉄を切り刻んでようやくダンパーを取り外しました。
けっこう重たかったです(体感30キロくらい)。
床に下ろしてパシャっと。
やっぱり中身かなり汚れてましたね。
ピカピカの新規ダンパーです。
中身はそう変わりませんが、レバーがついてます。
古いのに比べて作動状態がわかりやすくなっております。
新しいダンパーもやはり重たかったです。
取り付け終わったので、作動試験します。
今回はPFDなので電気ではなく、ガスで実施!
結果は規定圧で作動してくれました(^^)
初日はここまで。
作業2日目は天井復旧作業です。
ボードを貼付けてパテで修正、穴埋め・・・
古い建物の塗装は職人の感性が問われます。
解体してない天井と同じような色合わせするんですが、
自然光がない場所だと色合わせも難しいんです。
(この日は窓のない地下室で作業してました)
取り付け、無事天井復旧も完了しました~。