自家発電設備の負荷運転を見学!

今回は自家発電設備の負荷運転に同行させていただきました。
最初からじっくり見るのは初めてです。

とりあえず、でかい!

 

最初はメカメカな感じで圧倒されてしまいましたが、じーっくり観察
すると巨大なエンジンであることが分かってきます。

 

平成30年に点検方法と報告書記載の一部が改正されたのですが、
半年に一度の機器点検、年に一度の総合点検を実施するのは
昔から変わってません。
しかしながら、費用がかかるので、なかなか実施できないという一面も。

 

箱の様な装置に繋ぎ込んでます。
あと、発電機ですね。個人的に最近ほしくてチェックしていたので
興味が逸れそうになりました。。。

 

箱の正体は交流不可試験器。この後、始動してから分かるのですが
ドライヤーを何個も敷き詰めた感じの装置です。

 

点検開始スイッチオン。
架台に乗ったエンジンは、けたたましい音と共に揺れます。

 

写真でわかりにくかったので動画を御覧ください。
そんな黒くないですが、カーボン排出です。
これ結構大事なことで、無負荷運転で内燃機関内部に溜まったカーボンは有事に
運転の妨げになることもあります。
燃焼って大事ですね。

 

負荷を段階的にかけて電流計測。
運転試験自体は40分ほどでしたが、負荷装置(ドライヤー)の近く
には立てないほどにまでヒートアップ。
夏場の作業が過酷なのは想像できます。

 

作業を終えて通常の状態に戻しているところです。
負荷運転は費用が結構かかります。
しかし、法改正後は適切な点検を行えば負荷運転に限って言えば6年に1回実施
すればオッケーです。
どちらかというと緩和措置寄りな法改正というのが消防庁の見解のようですね。
以上、自家発負荷運転見学でした。